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ちょいと昔の集い・その壱
犬吠崎

この時のメンバーは、私、店主、先生、A君、会長の五人。(誰が誰なのか?と言うのはご想像にお任せします)
この頃の私達の行動といえば「次の日決行」と言うまさに「行き当たりばったり」的なツーリング(他もあまり変わらないけど(苦笑)・・・)が大半であり、この時も決めたと言えば、前夜にファミレスで「何処行く?・・・」「犬吠崎か?」って言う「場当たり」的な決定だったと思う。無計画で「千葉!しかも犬吠崎!」今思えばかなり凄い日帰りツーリングだった・・・(笑)

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↑朝6時30分に集合!「明日はなるべく早く出よう!」そう言っていた本人が最後にご登場。まぁ、遅刻した訳ではないから(多分・・・?)取りあえずは、皆無事に集合できたと言う事で、出発しましょうか。ッてな感じで、まだ肌寒いが快晴の空の下「犬吠崎」に向けてレッツラゴー・・・・
バイクにまたがり「いざ出発」って時に!・・・「あれ?誰も走り出さない・・・」それもその筈、前夜決めたのは「場所」だけで細かいルートはまったく決めてないから、5人が5人とも「俺はお前について行くぞ!」ってな感じで暖機継続状態(笑) すると店主が満を持してクラッチをつないで走り出す。どうやら頭の中でルートを組み立てたようだ。たまに?理不尽大将が顔を覗かせるが(笑)、道に詳しく「なんでもやってみる精神」旺盛でバイタリティ豊富な店主の存在は心強く、頼もしい限りである。かくして意気揚々?と「犬吠崎」に向け、ツーリングは始まる・・・。

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↑国道125号線を下妻方面に進み、四六のガマ(前の指が4本で後ろ指が6本って蛙・・・って、どうでも良い事か(苦笑)・・・)で有名な「つくば市」に入って休憩。 バイクを降り、ふと隣を見るとヘルメットを取るのももどかしいと言わんばかりに勢い良くバイクから飛び降りる先生。私が「先生」と声をかけると「うるせぇぞ!」と言わんばかりの表情で私を無視、一目散にある方向に向かってダッシュ!そう、向かった先は勿論トイレ。コレは誰にでも経験があると思うのだが、我慢し続けての、とばくち間際は本当に辛い・・・それを考えるとあの行動も納得できると言うものだ(笑) 余談だが、トイレの後先生は手を洗わない。その理由は「ばい菌に対する抵抗力を付ける」為だとか・・・(んな訳ないっての!勿論キチンと洗ってましたよ・・・この時はね・・・)

何処をどう通ったのかまったく覚えてないのだが(苦笑)気が付いたら、もう千葉県に入っていた。近くのファミレスに寄り、そこで若干遅いランチタイムをとって再び出発、小一時間も走ると鼻についてくる微かな磯の香り、ふと道路標示に目をやれば「犬吠崎まで3km」との表示、目的地が近づくにつれ、なぜかテンションも上がってくるのはなんでだろうか?「思ぉ〜えば遠ぉ〜くへ来たぁ〜もんだぁ〜♪」と私のヘルメット中はもはや一人カラオケ状態である(爆) ちなみに、つい最近私は友人に「走ってる最中って、ヘルメットの中で歌とか歌ッちゃわない?」と、たずねた所 「う〜ん・・・歌わないだろう・・・」との返事が・・・もしかしてみんなは無言で黙々と・・・まさかねぇ・・・独り言くらいは言うでしょう?・・・この歳になっても、いまだ一人カラオケ状態になる私としてはどうも納得がいかないって言うか・・・(そんなこと言ってるけど、本当は歌ってるんじゃないの?)と問い詰めたい小一時間程問い詰めたい!と感じる今日この頃であった・・・。

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↑「本日快晴なれど浪高し・・・」やっとこさ犬吠崎に到着した我々はとりあえず近辺を歩き回ってみる・・・。4月初旬、海水浴には程遠い冷たい潮風が肌を刺す春先の犬吠崎・・・灯台目当ての家族連れはチラホラ居るものの時期はずれの海岸縁には人はまばらで少し寂しい感じさえする。我々が着いた途端、雲行きは一変,風も強くなり出した・・・「雨男が居る・・・」誰もそう思った次の瞬間・・・木の葉のように風に舞うベージュのグローブ・・・やがてそれは吸い寄せられるかのように海面へと落ちた・・・「ああああああああ〜っ」落ちたのは店主の右グローブであった。幸い波に押し戻されて回収する事は出来たが程よい潮臭さと水気を吸って重さの増したグローブ。いいお土産になった事だろう(笑)・・・

「帰りは道わかるよ」と言う店主の心強い一言で、いざ帰路へ・・・多少の混雑の中を抜けながら先頭行く店主の背中はいつもより大きく見えた・・・様な気がする?・・・それから小一時間も走ったであろうか「?」気が付くと見覚えの無い風景、だが、この時は誰もが「店主は抜け道を走ってるんだ」と思っていた・・・。行けども行けども風景は両面田んぼの田舎道、やがて商店街と思しき街中に入って「ん?なんかおかしいぞ・・・」と一抹の不安がよぎるも店主に迷っている仕草はなく、いつの間にか街を出ていた「!!!!」突然店主がブレーキをかけて停車、「なんだろう?」と思い暗がりの前方を見ると「なんとその先には道が無いではないかぁ〜〜〜!」唖然とする我々に店主は二カリと微笑み「道間違えちゃった・・・」そう言うと一人ソソクサとUターンをはじめた。まぁ、コッチも店主におんぶに抱っこと言うのもあるし、コレだけあっけらかんと言われると我々もつられて笑うしかないってなモンで全員Uターン。その後は迷う事無く全員無事に帰路に着いたのである。

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↑後に判明(本人が自白)した事だが、最初の国道を曲がった所で既に迷い込んでいたらしい・・・。即ち1時間以上我々は千葉の街をさまよっていたと言う事になる(笑)しかしながら、見知らぬ街で地図も持たずにそこから抜け出して元来た道に戻ったのだから、やはり店主は頼りになる存在だと思いまつ・・・。 

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