コレが何回目の「集い」になるのだろうか?それぐらい定番中の定番となった 「日光」日帰りツーリング。だが今回、私だけは特別な日となった・・・。そう、それは参加しているバイクである、「個人の持ち物」をご覧頂いた方はお気づきだろうと思うが「レプリカ好き」の私が唯一所有したアップハンバイク「GPZ」の初遠乗りだったからである(笑) このGPZは知り合いの方から無理言って譲って頂いたのだが、如何せん10年近くガレージにしまわれていた為、ここまで動くようにするにはそれなりの「労力」を費やした。それだけに初遠乗りとなるこのツーリングは相当なワクワク感があった(笑)。しかし、このGPZがとんでもない「秘密兵器?」を持っていようとは・・・。私は勿論の事、参加者全てが予想だにしていなかった・・・・。
この日のメンバー、会長、店主、○ちゃん、とっ君、私の五人。
この日は活動開始時間が遅かった為「高速」を使うと言う事に・・・。東北自動車道○○インターから進入、そこから各自行動で佐野サービスエリア集合と言う形をとったのだが・・・・
料金所を抜けて加速斜線で一気に加速。その脇を「レプリカ」連中がロケットのようにすり抜けていく、流石に「近代兵器?(笑)」だけあってあっさりと前方にその姿を消していく・・・私も何とか追いつこうとアクセルを捻り、ギアをトップ入れた瞬間「???」オッオオオゥ〜〜〜・・・・まったく回転が上がらない!それどころか減速を開始・・。ギアを一つ下げると何とか加速するも100kmキープ!それ以上は、スピードも回転もまったく上がらない・・・(汗) 原因は明らかにキャブレターの不調なのだが、(2ヶ月前に車検と同時にOHもしてもらったんだ!キャブである訳が無い!)と出費を恐れるもう一人の自分が「こ・これはオートクルーズがついているのか?」などと言う現実逃避を行っている(悲) なおも空気抵抗なので「速度80km」のなかで加速、減速を繰り返す我が愛しの「GPZ」。途中で「キャプトン」をうならせ店主の「SR」が背後から急接近してきた。店主は私の異変に気付いたのか、横に並びかけて、「キャブとアクセル」を指差して人差し指を半回転まわした。店主の言いたい事は「回転が上がらないのか?」と言う問いかけだと思い、コクリと頷いた。(良かった・・・コレなら万が一停まっても安心だ・・・)と、ホッとした次の瞬間!「!!!!」 バババババァ〜ッ!店主は加速して行ってしまった「アレレレレレ〜?」 走り去る間際、店主は唇を45度上に傾けてなにやら一言呟いて走り去った・・・。この時私の中に突如として「読唇術の神」が舞い降りた(笑) その時店主の唇は「なっ・・・スピードが出ないってのは辛いだろ・・・」と動いていた・・・。
私が何とか「佐野のサービスエリア」にたどり着いた時には、皆は「おせーよ!」って顔で待っていた。私が事情を説明し「店主が気付いてくれたんだけど、行っちゃたんだよ」と言うと、店主は「そうなの?俺はてっきりエンジンが骨董品だからアクセル回してもコレが限界なのか?」って聞いたつもりだったんだけど・・・」 「・・・」てっきり心配してくれたのかと思い「感動」した私がアホゥだった・・・(悲)ちなみに「読唇術の神」は舞い降りていたらしいです(当たってた)・・・(爆)
苦心惨憺な東北道から日光有料道路へ・・・高速走行では四苦八苦だったものの、街乗り走行程度ではさして影響は無く、「イロハ」も普通にクリア。
お決まりの中禅寺湖から戦場ヶ原へ・・。そこで、帰りも「高速を使おう」って事で、この日は赤城さんまで足を伸ばした。帰りは「関越自動車道」またしても苦心惨憺な戦いが・・・(涙) 空気抵抗と登り坂との格闘を繰り広げ、何とか「上郷パーキング」に到着。勿論、30分お待たせキャンディー状態で・・・「なんや、これじゃ一人で走ってんのと変わらんじゃないかぁ・・・」と、ちょっぴりセンチな気分を味わった(涙)・・・。
やっとこさ、高速との格闘も終わり無事に会長の自宅まで到着。そこで「アレコレ」悩むも結局原因が分からず、日を見て修理にだす覚悟を決めてこの日は帰路に付く・・・。
その翌週から仕事が忙しくなって修理に出している暇が無く二週間があっという間に過ぎた土曜日・・・。店主が来て「バイク修理に出したの?」って言うので「まだだよ」と応えると 「だって表に無いよバイク・・・」「なにぃ〜〜〜〜〜〜っ!」 慌てて表に行くと、置いていたはずの場所はポッカリと空いていた「無い!俺のGPZがなぁ〜い!」 会社に乗っていった訳ではない・・・誰かの家に置いて行った訳ではない・・・埋めた訳でもない・・・瞬時に様々な消去法を用いた結果・・・やられた〜〜っ!盗難じゃぁ〜!「車検通して3ヶ月、タイヤ9分山、マフラー入れて一週間・・・やいっ!泥棒野郎!俺のGPZ返せ〜〜〜〜っ!
このショッキングな事件以来、「もう、バイクはのらないかも・・・」・・・と、私はバイクを封印してしまうのである・・・・そう「R-1」と言うバイクに出会うその日まで・・・・